クリンチャー
過去3走
【阪神大賞典】クリンチャー自己ベスト!前走Vの勢いそのまま
阪神大賞典の追い切りが14日、東西トレセンで行われた。栗東では、重賞連勝を狙うクリンチャーが、坂路を軽やかに駆け上がり、前走・京都記念の追い切りでマークした自己ベストと同じ4ハロン52秒7を計時。サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』となった。休み明けをひと叩きされ、上昇ムードが漂う。
重賞初制覇の勢いそのままに、クリンチャーが軽快に坂路を駆け上がった。単走追いで自己ベストタイの好時計。叩き良化型らしい、着実に上昇カーブを描いている。
「先週にいい時計(CWコースで6ハロン78秒3)を出していましたし、整える感じで。時計もしっかりまとまっていましたし、変わりなく順調です」
手綱を取った藤岡佑騎手が、前走まで主戦を務めた相棒の動きにうなずいた。以前の追い切りで見せていた重苦しさはなく、スイスイとリズムを刻んで脚を伸ばす。直線も真っすぐに力強く駆け上がり、ゴール前で軽く仕掛けられただけで4ハロン52秒7。GI馬4頭を撃破した前走・京都記念の最終追い切りと同じ、自己ベストタイを叩き出した。
「今年に入ってからガラッと変わりました。トモ(後肢)がしっかりして、行きっぷりもよくなった」と藤岡佑騎手は成長を実感している。
今回からレースでは、武豊騎手とコンビを組む。以前の主戦騎手が調教をつけることは異例だが、「担当助手に『乗ってもいいですか』と(藤岡佑騎手が)来たみたい。それを聞いて(前田幸治)オーナーも『(乗り替わりになったのに)いいヤツやな』となった。ほんまに“チーム・クリンチャー”やね」と宮本調教師も笑顔。一丸となって、今春の大舞台へ挑んでいく。
「上積みもかなりあるよ。距離は他の馬より向くと思うし、スタミナは持っているから、最大限生かしたいね」
トレーナーの表情と言葉には、重賞2連勝への自信が満ちていた。1週前追い切りに騎乗した武豊騎手も「先週の動きは良かった。次は天皇賞だし、勝って向かいたいね」と意欲を見せる。前走で、素質が一気に開花したクリンチャー。前哨戦で貫禄をみせつけ、天皇賞・春の主役へ躍り出る。
アルバート
過去3走
【阪神大賞典】アルバートきっちり併入
ステイヤーズSで史上初の3連覇を成し遂げたアルバートは、Wコースで石橋騎手を背に併せ馬。残り4ハロンからバリングラ(1000万下)と馬体を併せて、直線できっちり追われて併入。5ハロン69秒1、3ハロン37秒9-12秒2をマークした。森助手は「先週は動きが重かったですが、今週は先週より良くなっていますね。しっかり乗り込めているので、力は出せると思います。ただ、休み明けで本来のデキと比べると少し鈍かったので、割引が必要」と控えめだった。
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