2016年フェブラリーS予想|注目馬コパノリッキー|過去レース動画まとめ

 

◆第33回フェブラリーS・G1(ダート1600メートル、21日・東京)

 今年も主役を務めるのは「Mr.フェブラリーS」、コパノリッキーだ。昨年は1番人気に堂々こたえて、同レース史上初の連覇達成。トランセンド、カネヒキリなど歴代の砂王がなし得なかった新たな歴史を刻んだ。

 今回はJRA史上初、同一G13連覇の偉業がかかる。「3年間、トップに居続けるのは難しい」。メジロマックイーンを筆頭に、過去6頭の名馬が様々な路線で挑戦して敗れた壁。その高さは村山調教師も分かっている。昨秋のJBCクラシック優勝後はチャンピオンズC7着、東京大賞典で4着。前哨戦の東海Sを勝って臨んだ昨年と比べて、勢いに欠ける。ただ快挙達成へ、10日の1週前追い切りでは手を打った。

 「外からかわしかけられたところで、もう一度伸びるように。その形を重視しました」と指揮官。栗東・CWコースの3頭併せで外の追走馬にあえて直線でかぶせられ、先行馬との間に挟まれる窮屈な形からひと伸び。逃げて目標となりかわされた、ここ2戦の反省を踏まえ「動きは良かったと思います」と納得した。

 前走から約2か月ぶりで少し体に余裕はあるが、6歳のベテランに村山師は心配なし。「馬は完成しているし、どれだけ息をつくれるかだけ。今週あと1回、強い調教ができますから。いい状態で出せれば結果は出せるはず。今がピークというより7、8歳まで走れると思っています。世代交代は、まだまだでしょう」。強気な言葉は信頼の証しだ。(宮崎 尚行)

 
過去2年のフェブラリーS
2015年-フェブラリーS

1着 コパノリッキー

 

2014年-フェブラリーS

1着 コパノリッキー

 

 

 

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