まだまだ競馬は武豊|29年連続重賞勝利

◆第49回シンザン記念・G3(11日・芝1600メートル、京都競馬場、良)

 第49回シンザン記念・G3(11日、京都・芝1600メートル)は、2番人気のグァンチャーレが好位から抜け出し、ゴール前の大接戦をしのぎ重賞初制覇。鞍上の武豊騎手(45)=栗東・フリー=はこのレース7勝目。歴代単独トップとなる29年連続JRA重賞勝利となった。1番人気のダッシングブレイズは4着だった。

 武豊は、デビューした87年から29年連続のJRA重賞勝利。岡部幸雄元騎手を抜き、単独トップとなる大記録にも「立派ですね」と、涼しげな笑みを浮かべるだけだった。

 レースでも冷静にグァンチャーレをリードした。「折り合い重視で運ぼうと」と後方3番手から。4コーナーでは内の馬に当てられて外に膨れたが、落ち着いて立て直し、絶妙のタイミングでの仕掛けで先行勢をかわし去り、後続の追い上げもしのいだ。「いい脚を持っています。前回(東京スポーツ杯2歳S7着)はいいレースができなかったので、使ってほしいとお願いした。責任を果たせてホッとしています」

 ジェンティルドンナ、ミッキーアイルなど、G1馬を送り出してきた出世レースを勝ち、当然クラシックの舞台が視界に入る。「ジョッキーも1800~2000メートルの方がいいと言ってくれた」と北出調教師。名手とのコンビで、注目度を増していきそうだ。(宮崎 尚行)

 ◆グァンチャーレ 牡3歳の青鹿毛。父スクリーンヒーロー、母チュウオーサーヤ(父ディアブロ)。戦績6戦2勝。総収得賞金4697万円。重賞初勝利。生産者・北海道新冠町の中央牧場。馬主・松本俊広氏。栗東・北出成人厩舎所属。

 
 
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